株式会社シューマツワーカー|副業文化の浸透は、社会をどう変える?シューマツワーカーが描く、多様なハタラクが満ちる世界

2023.03.16

この記事に登場する人

五江渕篤志(Atsushi Goebuchi)


株式会社シューマツワーカー 
プロダクトグループ マネージャー

副業したい個人と企業をマッチングするサービス「シューマツワーカー」が、これまで副業人材へ支払った報酬は総額28億円。登録しているワーカーは40,000人超、契約企業数は1,000社を突破した。

ただ、「ハタラクを自由化し、人生の可能性を広げる」ための挑戦はまだ始まったばかり。副業文化が浸透してきた今も、さまざまな理由で副業を始められない個人や企業は数多く存在する。

しかし、シューマツワーカーのプロダクトマネージャー・五江渕篤志さんは言う。

「彼らの悩みは共通して、技術で解決できるものです」。

現在提供しているシステムには「3つの側面」があり、それらをアップデートし、掛け合わせていくことで、労働市場にさらなるイノベーションを起こせるというのだ。

人材不足、給与水準の低迷、進まない働き方改革——。課題だらけの労働市場に挑むシューマツワーカーの「多様な」働き方に迫ります。

その技術を何に使うか

技術の力で「ハタラクの自由化」を実現する

私たちが向き合う課題は「ハタラクの自由化」です。

近年、リモートワークの普及に追い風を受け、副業人口が着実に増加しています。副業の有用性・必要性に世の中が気付き、認められ始めた証左だともいえるでしょう。

終身雇用制度が制度疲労を起こしている今、正社員として働き続けるワークスタイルは、人々の可能性に蓋をすることにもつながります。

一社に尽くす必要がなくなれば、働く場所や時間、一緒に働く人や仕事内容までも、個人が自由に選択できるようになる。一度きりの人生を、もっと自分らしく生きていくためにも、「ハタラクの自由化」はマストで実現しなければいけません。

プロジェクト単位でポートフォリオを構成していく働き方が一般的になりつつありますが、副業はそのムーブメントを支える有用な手段になるはずです。

また、副業を有効活用すれば、技術の向上につながるアクションを取りやすくもなります。

日本で働くビジネスパーソンの可能性を拓いていく意味で、私たちが手がける事業をより大きくしていくことが必要だと考えています。

他方、企業にとっては、DX人材やIT人材の確保が急務です。そのためにも副業は効果的であり、さまざまな勤務形態を許容することは、人材の獲得可能性を大きく拡大させます。

つまり、副業の浸透は、個人と企業の双方に求められるものです。

しかし、副業に関する正しい認識は、未だ浸透していません。実際に挑戦するには、まだまだ障壁が存在しています。

例えば、本業の会社で副業に対する理解が不十分なせいで、「本業5日プラス副業2日」のように、休みなしで働いてしまう人が少なくありません。

興味はあるけれど、確定申告などの手続きを億劫に感じて、一歩を踏み出せない人もいます。

ただ、彼らの悩みは共通して、技術で解決できるものです。私たちシューマツワーカーは、個人、ひいては社会の可能性・選択肢を広げる取り組みを、技術の力で推し進めていこうと考えています。

どのように働くのか

十人十色に応える組織づくり

弊社の働き方を一言でいえば、「多様性」です。

一般的にイメージする会社とは違い、エンジニア組織の正社員は私ひとりしかいません。会社を支えてくれているのは、副業人材の方々です。

メンバーには地方在住の方も多いため、営業以外はリモートワークが中心。Slackなどのチャットコミュニケーションを活用して、業務を進めています。

人によって稼働できる時間が違うこともあり、ミーティングは週に1回程度。昨年は集中して業務アイデアを出し合う「プチ合宿」を企画しましたが、ベースはオンラインのコミュニケーションです。

でも、これがベストであるとは思っていません。

人によって、働きやすいと感じる環境は違います。地方在住ならフルリモートがいいし、夜型なら無理に早起きしたくないですよね。

私自身、50歳を前にして「あと30年ぐらい働くかもしれない」と考えたときに、「自分に合った環境を手繰り寄せなければならない」という危機意識が芽生えました。

そんな最中に出会ったのが、シューマツワーカーです。

ミッションは「ハタラクを自由化する」。自分に合った環境をつくり上げていける風土に魅力を感じ、転職を決意しました。

だからこそ、これから入社してくれるメンバーにも、自分の働きやすい環境を自由につくり上げていってほしいと思っています。

最近では、書籍購入の補助が福利厚生制度として導入されるなど、実際に新たなルールが誕生しました。

誰もが働きやすい組織をつくるためにも、引き続きメンバーの声を大事にしていきたいです。

誰と働くのか

実直かつ果敢な挑戦者、求む。

採用するうえで重視する点は「カルチャーフィット」と「実直さ」の二点です。

「ハタラクを自由化し、人生の可能性を広げる」というミッションへの共感は、事業を推進する原動力であり、実直さはイノベーションの実現に不可欠だからです。

また、失敗を恐れない姿勢も評価します。挑戦と失敗は表裏一体であり、失敗を恐れていては、次第に挑戦の数も減ってしまう。だからこそ、失敗する恐怖よりも、挑戦しないことを恐れてほしいのです。

失敗をもとに幾度となく改良し、1を100にしていくための地道な作業に愚直に取り組めるかどうかが、今後の会社の鍵を握っています。

先頭に立って挑戦し、失敗してもまた愚直に立ち上がろうとする。この姿勢さえあれば、いつか必ず結果はついてくるはずです。

シューマツワーカーで働く未来の仲間たちへ

プロダクトの可能性を彩っていく

私たちが挑む課題は、社会課題に直結する、先の長い道のりです。組織もまだまだ未完成で、何もかもが用意された不自由のない環境でもありません。

こうして聞くと、一見茨の道のように見えるかもしれませんが、エンジニアにとっては、このうえなく成長できる環境だと考えています。

というのも、弊社のサービスは「toB」「toC」「社内向け」と3つの側面を持っており、エンジニアの創造力次第でいかようにも価値を発揮できるのです。

「toB」と「toC」のイメージは持っていただけると思いますが、単位に業務を発注していただくのではなく、社内の人が業務を効率化する目的としても活用していただけます。

例えば、企業に人材紹介するだけではなく、人材を上手にマネジメントするための業務効率化ツールをあわせて提供できれば、企業と個人双方のさらなる満足度アップにつなげられる。

また、個人に企業の案件を紹介するだけでなく、確定申告などの手続きを簡単に行えるような会計ツールも提供するなど、3つの側面のシステムをどう掛け合わせるかによって、可能性は無限に広がります。

私自身、弊社のプロダクトが、数年後にどのような価値を提供できているかは未知数です。それを新しいメンバーのみなさんと形にしていける未来に、とてもワクワクしています。

不必要なルールは廃し、自分たちがキャリアを伸ばすために必要な仕組みは提案してください。

シューマツワーカーでは、ともに社会の変革に実直に挑んでいきたい方を、心よりお待ちしています。


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