ウェルスナビ株式会社|資産運用サービスから、豊かさのインフラへ。ウェルスナビで、日本人の“Wealthness”をつくる
2023.08.24
この記事に登場する人

和賀勝彦(Katsuhiko Waga)
ウェルスナビ株式会社
執行役員/VPoE
ヤフー株式会社にてYahoo! DMPの技術営業部門を統括。株式会社カオナビでは最高技術責任者兼プロダクト本部長として、東証マザーズ上場に寄与する。株式会社ROBOT PAYMENTのCTO、株式会社LegalForceのVPoEを経て、2022年8月よりウェルスナビ株式会社VPoEに就任し、プロダクト開発組織運営全般を統括。
資産運用サービスにおいて、預かり資産・運用者数 国内No.1ロボアドバイザー¹を提供しているウェルスナビ。会社設立のきっかけは、代表の柴山和久氏が、日米の家族間の金融格差を目の当たりにしたことだった。
日本人である自分の両親と、妻の両親の資産には、退職時に10倍もの開きがあった。しかし、両者の金融リテラシーに差があったわけではない。
これだけの“格差”が生まれた理由は、「資産運用をしていたか、していなかったか」。それだけだった。
「金融リテラシーがないと豊かになれない社会は、間違いだ。誰もが資産運用で豊かな老後を目指すためのインフラを創ろう」——。2015年、柴山氏はマッキンゼーを退職し、ウェルスナビ株式会社を立ち上げた。
「老後2,000万円問題」を筆頭に、資産運用への注目が高まっているなか、ウェルスナビは資産運用ビジネスを通してなにを目指すのか。
執行役員・VPoEの和賀勝彦氏へのインタビューを通じ、ウェルスナビが目指す未来と、技術に対する考え方を聞いた。
1一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2022年9月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイザー社調べ(2022年12月時点)
その技術を何に使うか
働くすべての人々が、豊かな人生を送るために
コロナ禍をきっかけに、多くの方が資産運用について興味を持たれました。パンデミックや金融危機といったアンコントローラブルなトラブルに直面したことで、これから起こり得るリスクに最大限配慮しようと考えた方がたくさんいたのだと思います。
しかし、多くの方々が、「どのように資産運用をすればいいかわからず、信頼できる相談相手もいない」といった悩みを抱えています。ウェルスナビが提供するのは、こうした課題を解決するサービス「WealthNavi」です。

ウェルスナビのエンジニアは、「投資の経験や知識、資産の額に関係なく、世界水準の資産運用を手軽に行うことができる」世界の実現に向け、技術を使います。
顧客の理想を叶えるために技術を活用するのがエンジニア組織の基本的な理念であり、その結果サービスが成長し、私たち自身が得られるリターンが増えると信じています。
ですから、短期的に利益を得られる施策があったとしても、顧客にメリットがないのであれば、それを実行することはありません。一方で、収益性が落ちてしまう可能性があっても、それが顧客にとってメリットがあるのであれば、ためらいなく実行します。
ロボアドバイザー投資専業として日本初となる上場を実現できたこと、ロボアドバイザーによる資産運用サービスにおいて「預かり資産・運用者数 国内No.1」を獲得できている背景には、創業時から続く徹底した顧客第一主義があると考えています。
どのように働くのか
デザイン自由なワークスタイル
ウェルスナビの働き方は、オンラインとオフラインを活用したハイブリッドなスタイルです。対面で仕事をすることには大きな意味があると考えているため、週に3日は出社していただき、残りの2日間はリモートワークを許容しています。
出社日はチームや個人によってバラバラで、それぞれがライフスタイルに合わせて働き方をデザインしています。ちなみに私もかなり自由に働いていて、オンラインでの採用面接は出社前や帰宅後に自宅で実施することが多く、一日の中にもハイブリッドなスタイルを取り入れています。

タイムラインでいうと、午前10時を目安に出社するメンバーが多く、メールやSlackなど連絡対応をした後、チームの朝会を行うなどして、業務のキャッチアップを実施。午後の始業時間を目安に、各自の仕事に従事するというのが一般的な流れです。
残業時間は全社平均20時間ほどで、業界平均に比べるとそれほど慌ただしくないと感じています。
代表の柴山は「休日には仕事をしない」というポリシーを持っていますし、上場1ヶ月前に育休を取得していたほどで、私の目から見て「働き方の柔軟性を大切にしている会社」だと思います。
届出は必要ですが、もちろん副業もOKです。競合他社で働かないとか、就業時間内に副業先の業務をしないとか、当たり前のルールを守っていただけるのであれば、個人のキャリアを自由にデザインしてほしいと思っています。
スペシャリティを生かせるのも、ウェルスナビの特徴かもしれません。以前は「フロントエンド」「バックエンド」という大きな括りでしたが、エンジニアの仕事を30職種ほどに細分化したので、現在は自分の得意をフルに発揮できる環境になっています。
誰と働くのか
一言でいえば“大人なスタートアップ”
ウェルスナビのエンジニア組織を一言で表すなら、「大人」です。比較的おとなしい人が多いのですが、自ら発言してコミットしてくれるので、責任感のあるメンバーで構成された素晴らしい組織だと思います。
ただ、複数のスタートアップを経験してきた私には、「スタートアップとしてはおとなしすぎるかな」と感じることもあります。

チャラつく必要はないと思いますが、お祭り的なテンションが非連続の成長を呼び込むことを知っているので、メンバー間の交流をより深め、仕事以上のつながりを生む機会を増やしていきたいです。
例えば、毎週金曜日の夕方にドリンクを提供しながら、今週の進捗や個人的にホットな話題を共有し合う「Happy Hour」という全社イベントがあるのですが、ここにもう少しイベントがあってもいいかもしれません。
私は入社以前、ウェルスナビを“カタい会社”だと思っていました。しかし、実際に働いてみると、いい意味での緩さを持った組織であると分かりました。
きちんとするところはきちんとしていて、それでいてスタートアップライクなカルチャーもある。これがより良いものになり、広く伝われば、興味を持ってくださる方も増えるはずです。
いくつかの企業を渡り歩いてきたからこそ分かる、他社の優れたカルチャーを融合させていくことで、今後はより多様性のある組織文化をつくっていけたらと思っています。
ウェルスナビで働く未来の仲間たちへ
働く世代に豊かさを
私たちが提供しているのは、「投資の経験や知識、資産の額に関係なく、世界水準の資産運用を手軽に行うことができる」サービスです。
もっとロマンチックな言い方、つまり「WealthNavi」をめぐる長いストーリーを一言で伝えるならば、私たちは“Wealthness”——将来の不安を取り除き、豊かな人生を送ること——を届けているともいえます。

ロボアドバイザー投資専業として日本初となる上場を果たし、サービスとしても認知されてきてはおりますが、これからさらなる事業成長を見据えて、組織再編や制度設計のブラッシュアップ、生産性向上に向けた取り組みを行なっている最中であり、実はまだまだ「やるべきことだらけ」なんです。
私たちの預かり資産は、2023年7月に9,000億円を突破しましたが、市場を見れば、まだ10分の1にも達していません。日本銀行が発表した2022年7~9月期の資金循環統計(速報)によれば、日本人の金融資産は2,000兆円ほどあり、そのうち約50%は預貯金なので、つまり1,000兆円ほどがリスクなく管理されています。
このお金を資産運用に回していたら、黙っていても豊かな生活が送れたかもしれないですし、そもそもずっと以前から「WealthNavi」が存在し、日本の多くの方に使っていただけていれば、2,000兆円が4,000兆円になっていた可能性だってあります。
つまり、現在の日本全体の状況と、我々が目指す未来との間には、まだまだ大きなギャップがあるんです。「働く世代に豊かさを」というミッションを達成するためには、もっと多くの仲間が必要で、みんなで力を合わせていく必要があります。

私がウェルスナビに転職してきたのは、これから大きく成長していく余地を残した企業であり、また私たちの生活にとって不可欠な“インフラ”になると信じられたからです。
金融というテーマに馴染みがある方は少ないかもしれませんが、“豊かさの源泉となるインフラ”と聞くと、興味を持っていただけるのではないかと思います。
私たちと一緒に、日本のみなさんに「豊かさ」を届ける仕事をしてみませんか?
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